ハリネズミの掘る習性

ハリネズミの掘る習性

ハリネズミの掘る習性

ハリネズミはモグラと似ている

ハリネズミは名前こそネズミと付いていますが、実際はネズミとは関係のない動物で、モグラに近い動物です。そのため視覚が弱くあまり目が見えておらず、その代わりに聴覚と嗅覚が発達しています。またエサにはミルワームやミミズといった虫を食べます。

 

またモグラに似ている点はもう一つあり、モグラのように地面を掘ろうとする習性を持っています。

 

ケージの中で掘ることも

ペットとして飼育されているハリネズミの多くはケージのなかで飼育されています。しかしハリネズミの習性は変わらないため、ケージの中でも地面を掘ろうとします。

 

ケージの中には床材を敷きますが、木材チップの場合はハリネズミが掘って、下に潜っていくことができます。しかし、ペットシーツを敷いている場合には、ペットシーツを破ってしまうこともあります。敷きなおしてもすぐに破られてしまい、ペットシーツを多く消費してしまうということもあるため、床材の選び方は悩みどころです。

 

対策が必要

ケージ内の床材は、木材チップであればハリネズミがもぐることができますが、飼い主の掃除が非常に大変になってしまいます。そしてペットシーツであれば敷き直すだけで済むので、掃除は非常に簡単ですが、ハリネズミが潜ろうと掘った時に破れてしまいます。

 

そのような場合の対策として、人工芝を敷いたり、ペットシーツの上からネットを被せたりするという人もいます。このようにしておけば、ペットシーツを破られて余計な掃除をしなくて済むようになります。

 

しかし、床材がどのような状態でもハリネズミが掘る時にケガをしてしまう可能性はあります。そのため掃除のしやすさに加え、ハリネズミにとって安全かということも踏まえたうえで、床材を決める必要があります。

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