野生のハリネズミは巣を作る

野生のハリネズミは巣を作る

野生のハリネズミは巣を作る

ハリネズミは今でこそペットとして強く認識されていますが、もちろん野生としてのハリネズミも存在しています。

 

モグラに近いとされているハリネズミは野生の場合、土などに穴を掘って巣を作り、そこで生活をします。

 

飼育されているハリネズミは巣を作ることはありませんが、巣を作るという習性は残っているため、飼育するうえで問題が発生します。

 

ハリネズミの習性による問題点

ハリネズミの土に穴を掘って巣を作るという習性は、飼育する際に様々な問題を引き起こします。それが床材をボロボロにしてしまう問題です。

 

ハリネズミのケージの床材として多く使われているのはペットシーツです。しかし、ハリネズミはペットシーツを土のように掘ってしまうため、すぐにペットシーツに穴が開いてしまいます。

 

また、ペットシーツがボロボロになることを防ぐために、上から人工芝を敷く場合もありますが、人工芝もボロボロにしてしまうことがあります。

 

それほどハリネズミは地面を掘ることが好きなのです。これは、ハリネズミを飼育するうえでの永遠の課題となりそうです。

 

巣を与えてあげる

ハリネズミは地面を掘って巣を作りますが、ケージの中で巣を作ることはできません。しかし、狭くて暗い安心できる場所を作ってあげなくてはいけません。

 

そのため、ハリネズミを飼育する場合には、隠れ家を設置してあげる必要があります。

 

隠れ家はペットショップなどでも簡単に手に入れることができます。これを設置してあげるだけで、ハリネズミはケージ内に巣を作る必要なく、隠れる場所を手に入れることができます。

 

これによって、敷材を掘ることを辞めるわけではありませんが、隠れ家は必ず必要になるものなので、きちんと設置してあげましょう。

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