ハリネズミの年齢

動物と人間は年齢に違いがあります。たとえ生まれて1年経ったとしても、人間の1歳と同じではなく、人間よりも年をとっていることになります。そのため、動物の寿命は人間よりも短いのです。

では、ハリネズミの場合はどうでしょうか。ハリネズミの年齢は比較的わかりやすく、1年が経過するごとに人間でいう18歳ほどの年をとることになります。

ハリネズミの寿命は5年から10年といわれています。つまり、人間で言うと90歳から180歳近くまで生きるということになります。

しかし、10年生きるというのは稀なことです。やはり180歳近くまで生きるということは難しいことです。

ですが、ハリネズミを飼育している以上は、できる限り長く生きさせてあげたいところ。ハリネズミが10歳近くまで生きるには、飼い主の飼育方法が大きく影響します。
では、10歳近くの年齢まで生きるハリネズミは、どのような飼育環境によって生まれるのでしょうか。

ハリネズミを飼育するうえで重要なポイントは温度とストレスです。そのほかにも大切なポイントはありますが、この2つは絶対に外すことができません。

まず温度ですが、ハリネズミは暑さにも寒さにも弱い生き物です。温度が上がりすぎたり下がりすぎたりすることで命を落とすことがあります。さらに、温度が変化しやすい環境で飼育されると、寿命が短くなってしまいます。

温度は最適な温度に保つようにしましょう。

また、ハリネズミは警戒心が強く、人間になれるまでは飼い主に対しても威嚇してきます。この時ハリネズミはストレスを感じています。

また、ハリネズミ同士であっても、同じケージで飼育することはストレスにつながります。

無理に触れようとしたり、多頭飼いをしたりとハリネズミのストレスになることは避けましょう。

この2つをしっかりと守ることで、寿命は延びると考えられます。