ハリネズミは毒に耐性を持っている

ハリネズミは毒に耐性を持っている

ハリネズミは毒に耐性を持っている

ハリネズミは可愛いだけではない

最近ペットとして飼われることが多くなったハリネズミ。様々な表情を見せてくれることから、女性の中心に人気を集めています。

 

そんなハリネズミですが、ペットとしての歴史は浅いため、まだわかっていない生態などもあるのです。

 

そして徐々に判明してきた生態の中には、すごい部分もあるのです。それはハリネズミが可愛いだけの動物ではないと言わしめる特徴でもあります。

 

毒への耐性を持ったすごい動物

ハリネズミのすごい特徴は、毒への耐性を持っていることです。

 

自然界には蛇やカエルなど、毒を持った生き物がたくさんいます。蛇は獲物となる動物にかみついて毒を体内に注入することで死に至らしめます。

 

しかしハリネズミには毒への耐性があるため、蛇の毒が体内に入ったとしても命を落とすことがありません。

 

もちろん噛まれた際に出血を多ければ、それが原因で命を落とす可能性はありますが、毒が直接の死因になることはないのです。

 

アンティングの本当の意味

ハリネズミはアンティングという行動をすることがあります。これは口から出した泡を背中などに塗り付ける行動です。

 

この行動には様々な意味があると考えられており、臭いを付けることで外敵から見つかりにくくしているといった理由が挙げられています。

 

しかし針に毒を塗り付けるために行っているのではないかともいわれています。

 

ハリネズミは毒に耐性があるため、毒を持ったカエルなどを齧ります。そしてその毒が含まれた唾液を泡に含ませて背中に塗ることで、背中の針に毒を持たせているのです。

 

こうすることで、もし襲われた場合でも、外敵が背中の針に刺されば、毒によって撃退することができるようになるのです。

 

ハリネズミは実は非常に強い生き物といえるでしょう。

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