ハリネズミのお腹

ハリネズミのお腹

ハリネズミのお腹

ハリネズミの背中には、名前通りに針がいっぱい密集しています。

 

怒るとフシュ―と唸って針を立てて、いがぐりのようになってしまいます。

 

そうなると触ることも出来ませんが、スキンシップを取ることは健康管理にも大変重要なことですから、お腹を見せてくれるようになると良いですね。

 

お腹を撫でると眠くなる?

ハリネズミは懐くのではなくて慣れるのだといいます。

 

ハリネズミが飼い主に慣れること、飼い主がハリネズミに慣れることも必要ですね。

 

ゆっくり時間を掛けて、慣れてくれたらお掃除の時などに外に出してスキンシップしましょう。

 

針をなでなでしても怒らない、おでこを触っても怒らなくなって、針を立てなくなったら手に取ってお腹を見てみましょう。

 

針で覆われた背中と違って、皮膚が透けるようにピンクのお腹は柔らかくて撫でてあげると、丸まっていた手足を伸ばしてくれます。

 

そのまま優しくなでると寝ることもあります。

 

撫でる飼い主も優しい気持ちで癒されていますが、ハリネズミも気持ちよくなって甘えているのでしょう。

 

このお腹を撫でる行為は、ただ優しいスキンシップだけの役目ではありません。

 

小さなハリネズミの健康状態を見る大きな行為に繋がっています。

 

お腹を触って異変に気付こう!

排便や食欲でも内臓や体調の変化は確認することが出来ますが、お腹を見せるようになったらそのお腹の色や硬さ、暖かいか冷たいか、変化を見るようにしましょう。

 

便が細いとか出方が少ない時、便秘になっていたら肛門近くが膨れているかもしれません。

 

その場合、腸閉塞になっているかもしれません。

 

下半身が赤く腫れているメスの場合、子宮に異常があるのかもしれません。

 

顎の下、喉の辺りが張れていたら、もしかしたら扁平上皮癌かもしれません。

 

こんな大きな病気でなくても、ダニや細菌、床材などによってアレルギーを起こして赤く湿疹が出来ているのかもしれません。

 

小さな変化を見つけるナデナデ作戦!

ハリネズミは慣れるまで個体によってかなりの差があります。

 

慣れないとあきらめずに、少しで良いのでナデナデ作戦しましょう。

 

フシュ―と怒っても、針にちょっと刺されたぐらいで負けずに、鼻先を触って声掛けしましょう。

 

ハリネズミの健康は、飼い主を幸せにしてくれますから。

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